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2010.08.199/11(土) 学生主催シンポジウム【越境するイメージ:「外」へ向かう映像コンテンツ】

【越境するイメージ:「外」へ向かう映像コンテンツ】twitter.png
 

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 90年代後半よりジャパニーズ・コンテンツの再評価が進み、「クール・ジャパン」の名の下、アニメ・ゲーム、またハリウッドにも注目されたJホラー等の輸出が行われた。また、『ROOKIES-卒業-』や『おくりびと』など、近年邦画の興行収入が洋画を上回り、日本の映画製作は一見活況を呈しているように見える。

  一方で、デジタル技術や情報流通方法の発達によるコンテンツの量産、プラットフォームの多様化、さらにモバイルデバイスの出現によりコンテンツを取り巻く環境は劇的に変化している。また、映画界では単館映画館の衰退、若者層の観客数の減少、インディペンデント映画会社の相次ぐ倒産、テレビ局によるドラマ続編映画の出現等により国内市場の飽和や限界が叫ばれるようになってきたことも事実である。

  人々の関心と映像の在り方は国境を越えて拡がり、アジアや他国の映画の台頭の中で、ジャパニーズ・コンテンツの「プチ・バブル」の崩壊さえ予想される中、映像コンテンツ業界に生きる製作者たちはどのようにしてこの状況を乗り越えようとしているのだろうか。
こうした現在の状況を踏まえた上で、本シンポジウムは、コンテンツ製作の最先端で活躍している方々、批評家、プロデューサー、映画監督を招き10(イチゼロ)年代においてコンテンツビジネス、日本の映画製作が向かっていくべき「外」への可能性を探っていきたい。

 

一部:多様化するプラットフォームとメディアにおけるコンテンツの変化

メディア環境の多様化によって、コンテンツは生産と消費の両側面から激しい変化をみせている。ネット社会の拡大、プラットフォームの拡がり中で我々はそれをどのように捉え、活かしコンテンツビジネスを形成していくべきなのか?本シンポジウム第一部ではメディアの変容のなかで、極めて意識的に様々なプラットフォームでコンテンツビジネスを展開している方と批評家を招き10年代のメディア環境におけるコンテンツのかたちを探る。


二部:国際共同製作の可能性

これからの映像製作では日本の市場に応じた作品を制作しそれを輸出するだけではなく、その「外部」での需要を踏まえ、作品を作っていく必要があるのではないだろうか。第二部ではこれまで共同制作に顕著な実績を残す映画人を招き、各方々の具体的な体験談をケースとして、他国の資金調達の仕組み、また共同製作の現状及び問題と可能性を明らかにする。

 

<登壇者プロフィール>
一部
【田中泰生】
芸者東京エンターテインメント株式会社代表取締 CEO/ファンタジスタ
東京大学法学部卒業後、コンサルティング会社を経て、テクモ株式会
社入社。子会社の COOとして現場でのゲーム開発から戦略策定・実行までを担当。
2007年「芸者東京エンターテインメント株式会社」を設立。2008年AR(拡張現実)製品『電脳フィギュアARis(アリス)』をリリース。大ヒットならびにデジタルコンテンツ大賞準グランプリ受賞。2009年ソーシャルアプリに進出。代表作は『おみせやさん』。2007年度未踏ソフトウェア創造事業採択者。映画専門大学院大学客員教授。

 

【濱野智史】批評家
慶応義塾大学大学院、政策・メディア研究科修士課程修了。国際大学グローバル・コミュニケーション・センター研究員を経て現職。専門は情報社会論。特にウェブサービスのアーキテクチャ分析を中心に手がけている。著書には、第25回テレコム社会科
学賞・激励賞を受賞した『アーキテクチャの生態系』(NTT出版、2008年)。主な論文に「ニコニコ動画の生成力」(『思想地図 vol.2』NHK出版、2008年)、など。共著に『ised情報社会の倫理と設計 倫理篇』『ised情報社会の倫理と設計 設計篇』(河出書房新社、2010年)がある。現在、株式会社日本技芸在籍。

 

二部
【荒木啓子】
ぴあフィルムフェスティバルディレクター
雑誌編集、イベント企画、劇場映画や TVドラマの製作・宣伝などの仕事を経て、1990年より映画祭に携わる。1992年「新しい映画の才能の発見と育成」を目的とした『ぴあフィルムフェスティバル(PFF)』ディレクターに就任。PFF全国開催への拡大や、PFFアワード作品や PFFスカラシップ作品をはじめ海外への自主製作映画の紹介に尽力すると共に、国内外で映画による交流を図っている。今年度も国内外のインディペント映画の才能を発見、紹介する為の多彩な企画を持つ『第32回ぴあフィルムフェスティバル』が7月の東京会場を皮切りに京都、福岡、神戸、名古屋、仙台で順次開催される。

 

【高橋洋】映画監督・脚本家
1985年早稲田大学第一文学部ロシア文学科卒業後 1990年にテレビドラマ『離婚・恐婚・連婚』で脚本家デビュー。1995年に『女優霊』、1998年からは『リング』シリーズの脚本を担当し、ジャパニーズ・ホラー・ブームの火つけ役となる。『女優霊』『リング』は海外でも高い評価を受けハリウッドでリメイクされた。2004年『ソドムの市』で長編監督デビューし、同年には『映画の魔』を青土社より出版。2007年『狂気の海』脚本・監督、今年 2010年7月公開『恐怖』脚本・監督。その他の脚本作品に『インフェルノ・蹂躙』『復讐・運命の訪問者』『蛇の道』『発狂する唇』『血を吸う宇宙』『おろち』など。『呪怨』シリーズでは監修をつとめた。現在、映画美学校講師。愛知淑徳大学教授。

 

【市山尚映画プロデューサー
東京大学を卒業後、1987年松竹入社。竹中直人監督作品『無能の人』等のプロデューサーを務める。国際部に移籍後、外国映画の買付けや侯孝賢監督の3作品のプロデュースを手掛ける。並行して、1992年より東京国際映画祭「アジア秀作映画週間」の作品選定を担当。1998年、オフィス北野傘下のティー・マークに入社後、賈樟柯、アボルファズル・ジャリリなどアジアの若手監督作品をプロデュース。一方で、2000年には国際映画祭「東京フィルメックス」を立ち上げ、現在に至るまでプログラム・ディレクターを務める。ロッテルダムやヴェネチアなど国際映画祭の審査員も経験。現在、株式会社オフィス北野映像制作部在籍、プロデューサー。

 

<概要>
【日時】  2010年9月11日(土)13:00-18:00(12:30開場)
【場所】 映画専門大学院大学
     〒151-0071 東京都渋谷区本町3-40-6 (大江戸線「西新宿五丁目駅」A2出口徒歩5分)
     (地図)http://www.toho-univ.ac.jp/access/
【定員】 100名
【参加費】無料
【スケジュール】

  ≪シンポジウムの前に学校説明会を開催いたします。≫ 

     [学校説明会] 
         12:15~12:45 学校説明会
                    ~映画専門大学院大学で何を学べるのか~ 

※12:10までに1階受付にお越しください。

             
      [シンポジウム]
     一部 13:00~13:05 司会者挨拶
         13:05~13:35 パネリスト講演①
         13:40~14:10 パネリスト講演②
         14:15~15:05 討論
         15:05~15:15 休憩
     二部 15:15~15:20 司会者挨拶
         15:20~15:50 パネリスト講演①
         15:55~16:25 パネリスト講演②
         16:25~16:35 休憩
         16:35~17:00 パネリスト講演③
         17:10~18:00 討論 

※12:50までに1階受付にお越しください。

※シンポジウム終了後ご希望により個別相談も行います。

 

<お申し込み方法>
「イベント・学校説明会申し込み」フォームよりお申込み下さい。
https://secure.toho-univ.ac.jp/news/event/form.php

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