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OBOG座談会

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修了生はみな、大学院で学んだことや人との出会いが卒業後も役立っているようです。
目標の道に進み、活躍している3人の修了生に集まってもらい、助川先生を囲んで、学生生活と“今”について語ってもらいました。

profile

助川 たかね 教授
助川 たかね 教授 【講義科目】『マーケティング基礎・応用』『ヴィジュアル・コミュニケーション』
飯塚 健太さん
飯塚 健太さん 映画プロデュース専攻/二期生 (株)読売広告社勤務
龍村 ゆかりさん
龍村 ゆかりさん 映画プロデュース専攻/二期生 龍村仁事務所勤務
張 眞榮さん
張 眞榮さん 映画プロデュース専攻/二期生 (株)タラ・コンテンツ勤務

大学院で修得したことを活かし好きな道で活躍

助川
卒業したばかりの飯塚くんは卒業式で会いましたが、張さんと龍村さんは久しぶりですね。今はどんな仕事に就いているの?
張
私は映画プロデューサーのアシスタントをしています。シナリオの翻訳をしたり、通訳をしたり、人手が足りないときは実際に現場に入ったり。海外の映画祭のときは、参加登録などの手続きやスケジュールの調整などをしています。海外出張も多い方ですね。
助川
張さんは、流暢に日本語で会話しているけど、留学生だったわよね。
張
大学院に入ったばかりのころは、まだ日本語がうまく話せなくて。実は目立たないように静かにしていました(笑)。
飯塚
そうだった? 最初からペラペラ話せたイメージだけど(笑)。
助川
はじめは辞書を片手に授業を受けていたのに、思いがけず難しい言葉を知っていたからびっくりしたわ。入学前からすでにこの業界で働いていた龍村さんは、主婦、母親、学生といろんな顔を持ちながら通っていて大変だったわよね。今、仕事の方はどう?
龍村
映画作品がひとつ完成したところです。夏に公開が控えていて、来月には完成披露試写会を行なう予定です。だから、卒業してからはずっと制作に打ち込んでいましたね。
飯塚
僕は社会人になって3週間。まだ現場に出ていないのですが、社内研修を受けてみて、この学校で学んだことを活かせそうだなという気がしています。コンテンツを扱う部署では、映画製作にも関わることができるみたいなので、研修後はその部署に行けたらいいですね。
助川
希望の部署に行けるといいわね。みんなが同じ業界で働いてくれているのが、とってもうれしいわ。ところでみんなが大学院に入学したキッカケは何だったの?
飯塚
映像の勉強がしたくて大学に入学したんですが、実は、選んだ専攻が僕のやりたかったこととちょっと違っていたんですよ。だからもう一度映像のことをきちんと勉強し、好きなジャンルの映画を扱う仕事に就きたいと思い、ここに入学しました。
龍村
私は、仕事がテレビ制作から映画制作へシフトしたから。はじめは映画制作のスキルを学ぼうと独学で本を読んだり、セミナーに通ったりしていたのですが、自分でやればやるほどこれだけでは足りない、もっときちんと学びたいと思ったんです。
張
私は、韓国の大学でデジタルコンテンツを専攻してクリエーターとしての勉強をし、副専攻で経営学を学びました。コンテンツのなかでも映画に一番興味を持っていたので、専攻と副専攻を活かしてさらに勉強したいと思っていたところ、他国の映画のことも勉強したいと思いうようになりました。特に日本映画に興味を持っていたので、留学生として、この大学院に入学しました。

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必死に学んだ2年間が今、役立っていることを実感

助川
張さんは、実際に入学してみてどうだった? 言葉も、教育システムも違うから、戸惑いもあったんじゃない?
張
正直、戸惑う余裕がなかったんです(笑)。まだ日本語を勉強して半年だったので、3ヵ月間、毎日論文を書いて日本語の勉強をしました。英語力も必要だったので英語の試験も受けましたし。私が入学しようとしたころにはまだ学生ビザをもらえなかったので、ビジネスビザのため就職もしました。とにかく、必死でしたね(笑)。
龍村
私は入学してからの2年間、夢中で勉強していましたね。そのおかげで、今まで経験と直感だけで行なっていた映画制作を、論理的、客観的に捉えられるようになりました。ただ、一歩引いて見れるようになったからこそ、足りない箇所も明確になっちゃいましたね。そんなときは、その分野に詳しい教授に、相談に乗ってもらっています。授業を受けているときは、難しくて理解できなかったことも、今すごく役に立っているんです。まるで学んだことが、時間が経って熟成してきたみたい。この学校で種をたくさん植えてもらったのが、今ポッポッと花が咲いていくような感覚です。
助川
それはすごくうれしいわ。この2年間は楽しかった? それともつらかった?
龍村
正直、本当につらかったけど(笑)。ここで学んだことは、今となってはすごく重要なことばかりなので、頑張ってよかったと思えますね。
助川
そうね、集中的に学んだことで、みんなの成長のカーブがグイッと一気に上がったと思うわ。自分に意識的に負荷をかけて、大きく成長する時期を一生に2回くらい持つと、他の人よりも高みに行けるし、自分でも達成感を得られるわよ。でも、ただ苦しいだけでは続かないので、みんなのようにきちんと目標があることが大切ね。最後に、この大学院はどんな場所だった?
張
いろんな意味で自分を成長させることができた場所でした。2年間の大学院での経験で、人に自分の意見を伝えるとき、さらに明確に自信を持っていえるようになりましたし、何かにチャレンジすることも怖がらなくなりました。
飯塚
僕はまず映画業界全体のことが学べたことがよかったです。今まで業界についてあいまいだったことや、自分がやりたいことが、明確になりました。また、同じ目標を持つ仲間や映画業界に特化した教授の方々と話すことで、刺激を受けました。
龍村
私は仕事をする上で、学問の面でも、人脈の面でも引き出しが増えた場でした。本当に入学してよかったと思っています。

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