
- 卒業したばかりの飯塚くんは卒業式で会いましたが、張さんと龍村さんは久しぶりですね。今はどんな仕事に就いているの?

- 私は映画プロデューサーのアシスタントをしています。シナリオの翻訳をしたり、通訳をしたり、人手が足りないときは実際に現場に入ったり。海外の映画祭のときは、参加登録などの手続きやスケジュールの調整などをしています。海外出張も多い方ですね。

- 張さんは、流暢に日本語で会話しているけど、留学生だったわよね。

- 大学院に入ったばかりのころは、まだ日本語がうまく話せなくて。実は目立たないように静かにしていました(笑)。

- そうだった? 最初からペラペラ話せたイメージだけど(笑)。

- はじめは辞書を片手に授業を受けていたのに、思いがけず難しい言葉を知っていたからびっくりしたわ。入学前からすでにこの業界で働いていた龍村さんは、主婦、母親、学生といろんな顔を持ちながら通っていて大変だったわよね。今、仕事の方はどう?

- 映画作品がひとつ完成したところです。夏に公開が控えていて、来月には完成披露試写会を行なう予定です。だから、卒業してからはずっと制作に打ち込んでいましたね。

- 僕は社会人になって3週間。まだ現場に出ていないのですが、社内研修を受けてみて、この学校で学んだことを活かせそうだなという気がしています。コンテンツを扱う部署では、映画製作にも関わることができるみたいなので、研修後はその部署に行けたらいいですね。

- 希望の部署に行けるといいわね。みんなが同じ業界で働いてくれているのが、とってもうれしいわ。ところでみんなが大学院に入学したキッカケは何だったの?

- 映像の勉強がしたくて大学に入学したんですが、実は、選んだ専攻が僕のやりたかったこととちょっと違っていたんですよ。だからもう一度映像のことをきちんと勉強し、好きなジャンルの映画を扱う仕事に就きたいと思い、ここに入学しました。

- 私は、仕事がテレビ制作から映画制作へシフトしたから。はじめは映画制作のスキルを学ぼうと独学で本を読んだり、セミナーに通ったりしていたのですが、自分でやればやるほどこれだけでは足りない、もっときちんと学びたいと思ったんです。

- 私は、韓国の大学でデジタルコンテンツを専攻してクリエーターとしての勉強をし、副専攻で経営学を学びました。コンテンツのなかでも映画に一番興味を持っていたので、専攻と副専攻を活かしてさらに勉強したいと思っていたところ、他国の映画のことも勉強したいと思いうようになりました。特に日本映画に興味を持っていたので、留学生として、この大学院に入学しました。





















































