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『SPACE BATTLESHIP ヤマト』 カメラの動きが安っぽいのは意図的なのか?
2010年12月15日 14:00 [21矢澤利弘]
SF大作なのだが、カメラの動きが実に安っぽいのだ。山崎貴監督の『SPACE BATTLESHIP ヤマト』は、名作アニメ『宇宙戦艦ヤマト』を実写化した作品。

アニメに思い入れのある層はどうしても実写化作品を厳しく見がちである。だから、本作は本作として別物で見るのが正しい。だから、アニメ作品と比較しても仕方がない。
という前提で本作を見てみると、そんなに悪くはない映画だということに気付くはずだ。古代進(木村拓哉)よりも、森雪(黒木メイサ)のほうが存在感があるのがこの映画のすごいところ。脚本上の設定にしても、森雪は人類を救う最終手段となる大変貴重なキャラクターだ。絶対に死んではならない人物である。それに対して古代進はそうではない。
アニメの刷り込みがある人々にはつらくて仕方がない映画になるはずだ。ヤマトの話は一種のロードムービー的な構造になっているため、連続テレビドラマ向けの題材であり、映画にはなりにくい。この作品もそうした点で不利な作品である。

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