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『フローズン・リバー』、返済に追われる女、少数民族の女、母親ふたりの奇妙な関係
2010年6月26日 17:31 [21矢澤利弘]
登場人物たちはいつも何かに追われている。白人の母親はローンを返済できない。少数民族の女は不法入国の幇助で金を稼いでいる。
コートニー・ハント監督の『フローズン・リバー』は、現代の社会に横たわるいくかの問題点をあぶりだす。彼女らは特別な存在ではない。
ローンを払わなければ家を追われる。だが、今の仕事はパートタイム。いつまでたってもフルタイムの正社員にはなれない。だから、危険な仕事をするようになる。
氷で凍結した川の上に自動車を走らせて、国境を越える。それだけでもスリリングだ。
薄氷の上を渡る。それは彼女らの日常生活そのものを表しているのかもしれない。

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