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山形国際ドキュメンタリー映画祭:「アポロノフカ桟橋」、桟橋に集う人々のひと夏を瑞々しく描く
2009年10月14日 01:10 [21矢澤利弘]

夏が始まる。飛び込み禁止にも係らず、次々と海に飛び込む子どもたち。巨大な軍艦。海中のくず鉄拾いをする男たち。早朝水泳をする老人たち。
アンドレイ・シュヴァルツ監督の「アポロノフカ桟橋」は小さな港町を舞台に、様々な日常生活が紹介される。ウクライナのセヴァストポリ湾のひと夏。そこに集まる人々のすがすがしいグラフィティだ。インターナショナル・コンペティション出品作品。
誰が主役という訳ではない。桟橋に集う人々が三々五々、瑞々しく描かれる。水しぶき。桟橋を照らす陽光。短い夏。人の心を魅了するのには、これだけで十分だろう。
新学期が始まり、海水が冷たくなる。この町の短い夏が終わる。(了)
アンドレイ・シュヴァルツ監督(撮影:矢澤利弘、10月13日、山形市民会館大ホール)

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