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難民映画祭:「神は僕らを見放した」、内戦そのものが恥なのだ。自国民同士が傷つけ合うのだから。

2009年10月 8日 23:26 [21矢澤利弘]

クリストファー・ディロン・クィン監督の「神は僕らを見放した」は、ブラッド・ピットがプロデュース、ニコール・キッドマンがナレーションを担当したサンダンス映画祭・ドキュメンタリー部門審査員グランプリ賞受賞作品。

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(c) 2007 National Geographic Films/Newmarket

スーダンの内戦で孤児となった3人が難民キャンプからアメリカに移住する。電灯の付け方も知らないし、冷蔵庫が何であるのかも、トイレの使い方も分からない。 ポテトチップすら知らないという3人。当たり前のように思っていた数々のことにいちいち驚くのが微笑ましい。3か月の試用期間の後、仕事に就きながらそれぞれが成長していくさまを描く。

「アメリカの人々は冷たい。人が一人でいても誰も声をかけない。知らない人の家へ行くと捕まる。でもスーダンでは、誰かが一人でいると必ず誰かが声をかける。みんなが仲良くやっている」。彼らはそう話す。

孤児の一人、パンサーは働きながら大学の経済学部を卒業。スーダンで学校を作り、祖国を良くするために活動する。またそのほかのふたりも教育を受け、自らの人生を切り開いていく。

内戦そのものが恥なのだ。自国民同士が傷つけ合うのだから。彼らはそう思っているのかもしれない。

上映後にはモデルの道端ジェシカさんがトークショーを行った。(了)

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道端ジェシカさん(右)(撮影:矢澤利弘)