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西5でちょっとだけお茶を

2008年7月10日 09:25 [01工藤英博]

Aさんと"南キャン"しずちゃん

 今日は本学の女子学生Aさんのことを書きたい。あれは本学の新入生歓迎会が催されていた4月の寒い日。私は彼女がテレビ番組の製作会社へ就職希望であることを初めて聞かされた。

 かつて製作現場といえばタイムキーパーやヘアメイクなどの職種を除いて、ほとんど全員が男という時代があったものだが、今は全くちがって男女ほぼ同数という製作会社も珍しくないし、プロデューサーやディレクターは勿論、技術や美術といった職種にも女性がどんどん進出しているのが現状だ。

 Aさんは毎年行われているATP(全日本テレビ番組製作社連盟)の"TVエグザム"(製作会社志望の学生のために合同で行う会社説明会)へも参加していくつか候補をしぼっているらしかった。Aさんが挙げた社の中で私が推したのはX社。民放の情報・バラエティ・ドキュメンタリー枠でレギュラー番組を持ち、決して大手ではないが、勢いのある新興の制作会社だ。大手も含めていろいろAさんはチャレンジしたらしいが、この程ようやくX社に内定した。

 Aさん、本当におめでとう。

ところでAさんと話すたびに私はあの南海キャンディーズのしずちゃんこと山崎静代を思い浮かべてしまう。Aさんも少し背が高い位で、特に二人にはこれといって共通点はないのだが、なぜかしずちゃんを思い出す。

 これまでしずちゃんが出演した映画、ドラマでは独特のキャラクターと堂々たる体格で、その実は少女のような純情という見たまんまのひねりのない役柄ばかりだったのだが、そんなしずちゃんがブレイクしたのが、2006年の映画『フラガール』である。大柄な特徴を生かしてひょうきんで前向きな生き方を演じて好評だった。

 そして目下共同テレビ制作『乙女のパンチ』がNHKで放送している。目立たないドラマだが、しずちゃんが演じているのは女子プロボクサーの役。オーナーの蟹江敬三率いる新興ボクシングジムの期待を一身に担って、ジャイアント乙女はリングに立つ。

 Aさんは厳しいアルバイトを続けながら学業を続けているが、過去に短期間とはいえ、予備自衛官補として横須賀の武山駐屯地で教育訓練を受けたようだ。Aさんよ、行く手にどんな辛く苦しいことがあろうとも挫けることなく、目標に向かって真っすぐ前へ進んで欲しい。X社の映像制作で、Aさんの若い才能が大輪の花と咲くことを心から祈っています。