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2008年6月21日

10深尾淳一

難民映画祭「WAR DANCE」~生きる力

難民映画祭のオープニング作品「WAR DANCE」(邦題は、ウォー・ダンス(仮))を見てきました。
(公式サイト(英語)は、
www.wardancethemovie.com/
ここの所、ドキュメンタリーを見る機会が結構多いのですが、その中でも、1、2に入るすばらしい作品です。
アフリカ、ウガンダ北部の内戦で、間近で親を殺されたり、家族と離れ離れになったり、兄弟を失ったりと、想像を絶するようなあまりにもつらい体験を経てきたこどもたちが、なんと難民キャンプから、全国レベルの音楽大会への出場を果たし、努力を重ねる姿を描いた作品です。
昨年のアカデミー賞長編ドキュメンタリー部門ノミネート作品であり、サンダンス映画祭では、ドキュメンタリー部門監督賞を受賞しています。
内戦で父親を失い、土に埋もれるような父親の墓の前に横たわり、「私も一緒に殺してほしかった」と泣き叫ぶ少女の姿には、胸が痛くなりますが、それでも、大会を目指して、伝統の民族舞踊を踊る彼らの姿を見ていると、その踊りを通して彼らの自信や尊厳がよみがえってくることが、ひしひしと伝わってきます。
どんなにつらい体験があっても、生きる力を失わない彼らの姿を、ぜひ多くの人に見てほしいと思います。願わくば、文部科学省選定作品にでもなって、生きることに疲れているような今の日本の子供たちにみてもらえれば・・・
難民映画祭では、今日19:30~のあと1回の上映ですが、10月には、東京都写真美術館での公開が決定したそうですので、本日見られない方は、ぜひその機会にどうぞご覧下さい。
なお、難民映画祭は入場無料とお知らせしましたが、日本での映画の通常の観覧料金1800円で、UNHCRは50人分の難民登録作業が可能だとのことですので、できましたら、少しでも寄付をしていただければと存じます。
難民映画祭
www.refugeefilm.org

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