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5/29 映像ビジネス特論Ⅰ 特任教授 ワーナー小岩井宏悦氏

2010年6月 8日 16:37

映像ビジネス特論Ⅰ、第四回目の今日は、「ワーナー・ブラザース映画が挑むローカルプロダクション戦略」と題し、ワーナー・ブラザース映画ローカルプロダクション本部長の小岩井宏悦先生にご登壇いただきました。


 小岩井先生は、フジテレビで「ラブジェネレーション」「神様、もう少しだけ」などの人気ドラマや、「星になP1030990.JPGった少年」「電車男」などの映画を手掛けた手腕を買われ、ワーナー・ブラザース映画にヘッドハントされた経歴の主です。ご存知のように、ローカルプロダクション設立の背景には、超大作(テントポール)以外の作品のハリウッド作品が興行面で現地フィルムに対抗できなくなったという、10年来の世界的潮流がありますが、このような潮流の中、ワーナー・ブラザース映画は、日本にローカルプロダクション本部を設置したハリウッドメジャーの先駆け的存在です。

 授業では、ハリウッドのローカルプロダクションの目から、日本における映画ビジネスの動向と戦略をお話いただきました。

 まず、目玉になるのは、なんと言っても3Dです。『アバター』『アリス・イン・ワンダーランド』という3Dの超大作が大ヒットしたことで、ここ数年の邦画の優勢が一挙に崩れるという事態が起きました。邦画勢も『海猿』最新作に3Dを取り入れることで巻き返しを模索しています。小岩井先生の「3Dの付加価値を活かす方法」は、今後、映画戦略を立てる上で極めて示唆に富むものでした。

 また、「日本におけるローカルプロダクションの動向」のお話からは、日本のマーケットの特殊性が浮き彫りになり、日本の映画業界がフィルムメーカー・フレンドリーなビジネスに生まれ変わるための課題が明らかになりました。