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9/12 ショートセミナー「広告会社やTV局は、なぜ映画をつくるのか?」 専任教授 白川洋二郎氏

2009年9月12日 20:55

9月12日開催のショートセミナー講師は、本学の専任教授である白川洋二郎氏です。
白川氏は ㈱博報堂企画業務局チーフプロデューサー・部長として
デジタルコンテンツプロデュースを専門とし、本学にて「企画開発演習」等の科目を担当、
手がけた作品にアニメ「風の谷のナウシカ」「AKIRA」「アリオン」「ファイナルファンタジーOVA」
最近では「チョコレートアンダーグラウンド」などがあります。


今回「広告会社やTV局は、なぜ映画をつくるのか?」というテーマについてお話をしていただきました。


テレビ局の映画制作についてフジテレビジョンを実例として挙げ説明を行いました。
TV局が初めて劇場用映画を製作したのは1969年『御用金』で、
その後1981年に『南極物語』の大ヒットがあった後、しばらくして映画制作は下火になるが、
1998年公開の『踊る大捜査線 THE MOVIE』の大ヒットを受け、
これを契機にテレビ局制作の映画が増加していく。


以後制作されているテレビ局映画の特徴として、
「必ずしも映画のフォーマットを踏襲せずに楽しめるものを優先して作る」
「テレビと劇場を行き来させるようなものがテレビ局の映画事業だと考えている」
という理念を挙げ、各社が放送以外の収入源を増やしていくべく映画事業に力を入れている事等を話されました。


広告会社の映画制作については、大手代理店の例を挙げ、
単純に広告だけでは儲からない時代になってきており、
コンテンツに手をかけ、制作だけではなく出資も行う等、
回収利益モデルの模索を行っている事を説明されていました。


最後にデジタルコンテンツ業界への就職というテーマでお話をしていただき
今後のコンテンツ重視、メディア弱体化への流れを踏まえた上で、

自分の想いをコンテンツとして形にして世の中に出していくことの重要性、
それを商売として成り立たせるためのプロデュース力についての説明、
どのようなスキルがあれば食べていけるのか、夢が実現できるのか
について考えていくことが必要であるということを総括とされました。